古民具・時代箪笥・骨董・ガラスケース、蔵戸や格子戸などの建具・時代家具、古民具・時代箪笥なら茨城県常陸太田市のAntique Gallery 和音

昔から木と人間の関係は深く、種類も豊富で良質な材料に恵まれたため日本では多くの木工品が日常生活の中に溶け込んできました。

一般に古民具や古民芸と呼ばれるものの大半は木製品と言ってよいと思います。

別のページでご紹介した時代箪笥も大別すれば古民具の一種です。

そのほかにも、ボンボン時計などと呼ばれる掛け時計や、長火鉢、文机、銭箱、硯箱、衝立、職人の道具など実用は勿論、インテリアのアクセントとなってくれる面白い品がたくさんあります。

建具としては、蔵の扉として使われていた蔵戸、建物の間仕切りとして使われていた、格子戸、帯戸、鏡戸、舞良戸、網代戸、簾戸(すど)葭戸(よしど)などがあります。

また商店に飾られていた看板、囲炉裏の上で鉄瓶などをつりさげた自在鉤、美しく面白い図柄もある瀬戸火鉢など紹介しきれないほどあります。

古民具は一部の上流階級や権力者のステータスのために作られたのではなく、昔の庶民が日常的に使用した生活雑器です。そしてだれが作ったともわからない無署名の作品であるところに面白みがあると思います。

もちろんすべて手作りですので大量生産品には決して出せない雰囲気があります。

古いものが無条件に良いというわけではありませんが、古いものには古いものにしか出せないぬくもりや時代感、使えば使うほど美しくなるような魅力があります。手にしたり、飾って眺めたりするだけで趣や郷愁を抱くことが出来るのは古いものにしか持ちえない特別な価値だと思います。

古民具は、先人たちが残した文化的、歴史的な庶民の遺産ともいえると思います。

堅苦しい言い方をしてしまいましたが、本来は気軽に、自由に楽しめるのが古民具のよいところです。インテリアにしたり、実用で使ったりと使い道は様々でアイデア次第で無限に可能性が広がります。日本の『古い』を感じるもっとも身近なものではないでしょうか。
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